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論文

Difference in the solid-water distributions of radiocesium in rivers in Fukushima and Chernobyl

高橋 嘉夫*; 坂口 綾*; Fan, Q.*; 田中 万也; 三浦 輝*; 栗原 雄一*

Behavior of Radionuclides in the Environment I; Function of Particles in Aquatic System, p.115 - 150, 2020/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.59(Environmental Sciences)

This book chapter introduced the difference in the behavior of radiocesium between Fukushima and Chernobyl. The main factors that cause the difference are geology and soil types. Phyllosilicate minerals that strongly adsorb radiocesium are more abundant in Fukushima area originated from weathered granite. In contrast, high concentration of natural organic matter in Chernobyl area adsorbed on particulate matter inhibits formation of inner-sphere complex of radiocesium to the particulate matter.

論文

Comparison of solid-water partitions of radiocesium in river waters in Fukushima and Chernobyl Areas

高橋 嘉夫*; Fan, Q.*; 菅 大暉*; 田中 万也; 坂口 綾*; 武市 泰男*; 小野 寛太*; 間瀬 一彦*; 加藤 憲二*; Kanivets, V. V.*

Scientific Reports (Internet), 7(1), p.12407_1 - 12407_11, 2017/09

 被引用回数:28 パーセンタイル:67.88(Multidisciplinary Sciences)

本研究では、河川における粒子状物質及び堆積物への放射性セシウムの分配挙動を支配する要因に関して、福島とチェルノブイリの違いに着目した。プリピァチ川(チェルノブイリ)では溶存態の放射性セシウムが主要であった。これは鉱物粒子表面を有機物がコーティングすることにより放射性セシウムの吸着を阻害しているためであると考えられる。一方、口太川(福島)ではこうした有機物による阻害効果は小さく鉱物粒子に強く吸着していることが明らかとなった。福島とチェルノブイリの河川におけるこうした対照的な放射性セシウムの挙動は、両者の地質や土壌タイプの違いを反映していると考えられる。

論文

チェルノブイリ事故と水環境の放射能汚染

松永 武; 長尾 誠也*

水環境学会誌, 25(4), p.193 - 197, 2002/04

チェルノブイリ原子力発電所の事故による水系へのインパクトの明確化と、淡水中での放射性核種の挙動研究という2つの観点から、チェルノブイリ事故による水環境の放射能汚染の状況とその成り立ちについて概説した。事故後の短期・長期における河川・湖沼の汚染の状況を述べ、環境への放射性核種の放出と関係づけた。現在、137Csと特に90Srがチェルノブイリ発電所近傍の河川・湖沼の汚染の主要核種になっていることを核種の放出形態と元素特性から述べた。事故後に取られた水系汚染対策にも説明を与えた。原研が行った現地での研究成果の1つとして、汚染形成に関する核燃料微細粒子の役割、ならびに、河川におけるアクチノイドの移行への溶存有機物の関与を示した。この水系汚染に関する広域的・経時的な研究はチェルノブイル事故固有の汚染形成問題を越えて、放射性核種の水系環境中の振る舞いについての一般的な理解と、さらに、食物連鎖までを含めた「生態圏移行モデル」の検証・改良にもつながっていることを指摘した。

論文

原子力事故後の環境中外部被ばく線量の測定・評価に関する研究

坂本 隆一; 斎藤 公明; 堤 正博; 長岡 鋭

保健物理, 36(4), p.297 - 307, 2001/12

外部被ばく線量に影響を与えるファクターとしては、事故後の放射性核種の沈着分布,放射性核種の種類,核種の地中分布,降雨,積雪,半減期,家屋等の遮蔽効果,除染効果,生活パターン等がある。本調査研究では、チェルノブイリ地域において、これらのファクターに関係するデータを1992年から可能な範囲で継続的に収集を行った。本研究のおもな成果は次に示す4項目にまとめられた。(1)広域に汚染した地域の放射線レベルを迅速にサーベイする方法の開発、(2)汚染地域の住民に対する外部被ばく線量を推定する方法の検証、(3)$$gamma$$線線量評価用基本データのモンテカルロ法による整備、(4)汚染環境場の特性解析。以下、本報告では、調査や実験の概要を項目別に述べ、その後におもな成果を記述した。

論文

事故影響評価モデルの検証

本間 俊充; 高橋 知之*; 外川 織彦

保健物理, 36(4), p.308 - 313, 2001/12

原研とチェルノブイリ国際研究センターとの研究協力テーマ2では、確率論的事故影響評価コードOSCAARの信頼性評価研究の一環として、チェルノブイリ周辺の実環境で得られた測定データを用いて地表面沈着核種からの長期外部被ばく線量評価モデルの検証を行い、その性能を確認し、主要なパラメータを同定した。また、サイト近傍の早期被ばく線量の推定のために、OSCAARを適用し、粒径の大きなCs-137,Zr-95等の地表沈着からの外部被ばくの寄与が大きく、早期被曝評価の観点からは放出物の粒径等詳細な放出源情報が必要なことを明らかにした。

論文

チェルノブイリ事故炉周辺環境における長半減期放射性核種の分布と挙動

天野 光

保健物理, 36(4), p.314 - 321, 2001/12

原研は汚染環境下における放射線影響の評価・解析のため、チェルノブイリ国際研究センター(当時)と研究協力を締結し、「環境放射線影響に関する評価・解析及び評価システムの検証に関する研究」を行ったが、本報告では1995年の協定改訂後の研究テーマの一つ「チェルノブイリ事故炉周辺環境における長半減期放射性核種の動態に関する研究」について成果を中心に概要を報告する。事故炉周辺30km圏は、原子炉の爆発により、核種のホットパーティクル(核燃料起因微細粒子)としての存在割合が高く、超ウラン元素やCs-137,Sr-90等が高濃度に存在している。研究項目は(1)地表における放射性核種の分布特徴把握,物理的,化学的存在形態,及び移行挙動,(2)地表から河川等水系への放射性核種の移行,(3)水系における放射性核種の物理的,化学的存在形態,(4)放射性核種の移行に関し野菜への取込みの特徴,(5)放射性核種の移行に関する再浮遊,大気中濃度の特徴、である。核種の移動性という観点では、大部分の核種は依然として地表に留まっているが、溶出し地下や河川に浸透する成分,懸濁態として河川に流出する成分等が存在している。

論文

チェルノブイリ事故による環境への影響,健康への影響,1; チェルノブイリ原子力発電所周辺(立ち入り制限区域)の放射性汚染の現状

松永 武

原安協だより, (177), p.8 - 14, 2000/08

チェルノブイリ原子力発電所周辺の高度汚染地域(立ち入り制限区域)における汚染の現状を報告する。本報告では、これまでに現地で行われた研究成果を集大成した図書及び日本原子力研究所とウクライナの研究機関との間で行われた国際研究協力に基づいて得られた結果を資料としている。環境への放出量、立ち入り制限区域内の汚染状況、同区域外への放射性核種の移動について述べる。

論文

Experience of internal exposure monitoring using a precise whole-body counter, 2

木名瀬 栄; 河合 勝雄; 岡田 寿光*; 白石 明美; 大井 義弘; 水下 誠一

Health Physics, 76(4), p.443 - 444, 1999/04

本報告は、過去の大気圏核実験やチェルノブイリ事故によるフォールアウト放射性セシウムの人体内負荷量影響及びその見掛けの半減期、日本人成人男子の体内放射性セシウムの実効半減期について、原研の精密型全身カウンタ(我が国最初の全身カウンタである)を用い、測定調査した結果を述べるものである。

論文

車載用$$gamma$$線サーベイシステムの開発

坂本 隆一; 堤 正博

日本原子力学会誌, 41(3), p.258 - 265, 1999/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:21.16(Nuclear Science & Technology)

自然放射線及びフォールアウト調査等を広域に行う目的で、走行サーベイが実施されている。日本原子力研究所では、これまで、緊急時サーベイ法の開発、積雪による地殻$$gamma$$線の変動調査、生活環境中での放射線調査等の目的で自動車を用いた走行サーベイを実施してきた。これらの経験に基づき、新たにGPSを用い位置取得機能を付加した車載型$$gamma$$線サーベイシステムを開発し、チェルノブイリ地域における環境放射線調査に利用している。本報告ではこの車載型$$gamma$$線サーベイシステムとこれを用いた測定結果の例について報告する。

論文

チェルノブイリ事故による放射線の環境への影響の現状

大畑 勉; 小野寺 淳一; 倉林 美積*; 長岡 鋭; 森田 重光*

原子力工業, 42(10), p.11 - 17, 1996/00

チェルノブイリ原子力発電所事故により環境中へ放出された放射性物質の、大気、土壌、水系、森林等における分布の現状、移行挙動に関する研究等について解説するとともに、原研とウクライナのチェルノブイリ国際研究センターとの研究協力の概要を紹介した。

論文

チェルノブイリ事故から10年,4.2; 放射線防護

水下 誠一

日本原子力学会誌, 38(3), 201 Pages, 1996/00

チェルノブイリ事故より10年経過し、その間日本の健康影響評価に係わる研究協力は二国間の協力、チェルノブイリ研究センターの協力および民間ベースの協力と小さな規模ながらこれまで継続的に実施されてきた。本稿はこれまでの協力について総括すると共に、今後の研究協力の展望を示すものであり、筆者は放射線防護における国際協力の今後の課題について概要を分担執筆した。内容は、これまでのこの分野での協力実施の背景と実施状況を紹介すると共に、国際ワークショップで提案し認識された今後の協力課題を示し、協力推進についての考察を記述した。

論文

熱中性子炉安全性国際会議,概要

早田 邦久

日本原子力学会誌, 33(10), p.950 - 951, 1991/10

ANS主催、日本原子力学会、カナダ原子力学会、欧州原子力学会共催の熱中性子炉安全性国際会議は、1991年7月21~25日に米国ポートランド市で開催され、20ヵ国約300人の出席者を得た。日本からは、9件の発表が行われ、15人が出席した。今回の会議は、小規模ではあったが、テーマをDAに絞ったプレナリセッションが開催されるなど、興味深いものであった。本報告は、日本原子力学会の依頼により、会議の内容をまとめたものである。

論文

IAEAによるチェルノブイリ事故の放射線影響調査; 公衆の放射線被曝

松鶴 秀夫

エネルギーレビュー, 11(9), p.13 - 17, 1991/09

IAEAはソ連政府の要請に応えて、チェルノブイル国際プロジェクトを組織し、チェルノブイル事故の放射線影響を調査した。本報は、同プロジェクト報告書の概要と、成果報告会での議論の概要をとりまとめたものである。著者らは、同報告書のうち、4章公衆の放射線被曝、および6章防護措置を担当した。

論文

IAEAのチェルノブイリ事故報告について

松鶴 秀夫

保健物理, 26, p.383 - 393, 1991/00

IAEAが実施したチェルノブイリ事故影響調査に基づいて作成された標記報告書の概要をとりまとめたものであり、(1)環境汚染、(2)被曝線量、(3)健康影響および(4)防護対策から構成されている。

論文

シビアアクシデントに対する各国の対応

早田 邦久

日本原子力学会誌, 31(8), p.879 - 885, 1989/08

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

TMI-2事故を契機にシビアアクシデントに関する検討が各国で実施されるようになり、各国の実情に応じた対策が取られているといえる。特にチェルノブイリ事故後は、世界的にシビアアクシデントについての検討が行われるようになっている。このことは、原子炉の持つ混在的リスクを認識するとともに、より安全な原子炉を目指す仮定の一つとして捕らえることができる。わが国においては、チェルノブイリ事故の検討結果からは、心に銘ずべき7項目として、マンマシンインタフェイス、シビアアクシデント研究の推進等が挙げられており、PSAを中心に、研究が実施されている。今後、わが国においても、これらの成果が活かされ、原子炉の安全裕度が明らかにされよう。

論文

Analysis of spectral shift effect on reactor dynamics and its application to RBMK-1000 and light water reactors

朝日 義郎; 渡辺 正

Nuclear Science and Engineering, 101, p.226 - 242, 1989/03

 被引用回数:1 パーセンタイル:21.13(Nuclear Science & Technology)

2群理論に基づいて、静的中性子増倍率とは別に、動的中性子増倍率が定義されている。原子炉の安定性とか、炉周期などの原子炉動特性に関係しているのは、前者ではなく後者である。従って、反応度係数は動的中性子増倍率から、スペクトルシフト効果を考慮に入れて、求められなければいけない。冷却材密度変化に伴なう短い時間範囲での原子炉安定性が議論されている。その方法をチェルノブイリ炉と軽水炉とに応用したところ、軽水炉は安定、チェルノブイリ炉は炉心ボイド率が低いとき、あるいは、燃焼度が高いとき不安定という結果を得た。

報告書

チェルノブイリ事故調査アドホック委員会報告書

チェルノブイリ事故調査アドホック委員会

JAERI-M 87-195, 305 Pages, 1987/11

JAERI-M-87-195.pdf:8.45MB

1986年4月26日、ソ連ウクライナ共和国チェルノブイリ原子力発電所4号機において発生した事故は、原子炉の損傷状況、放射性物質放出量、死傷者数等いづれを取っても未曾有の大事故で、世界に大きな衝撃を与えた。

論文

コンピュータ国際会議チェルノブイリ事故の教訓; 電子会議実施例

早田 邦久; 村松 健

情報の科学と技術, 37(7), p.267 - 273, 1987/07

本国際会議は1986年9月29日から10月17日にかけて、世界の原子炉の安全性に関わる専門家を通信回線を使用してオンラインで結び、チェルノブイリ事故の教訓について討論を行ったものである。本会議は通信回線を使用した大規模な国際会議としては初めての試みでもあった。このような通信回線を使用した会議は、国際的にも国内においても迅速な情報伝達が要求される現在の社会において、今後ますます盛んになるものと予想されている。本報告書は、この会議をまとめると共に、通信回線を使用した国際会議への参加経験について記録したものである。

論文

Calamity at Chernobyl

Malinauskas, A. P.*; Buchanan, J. R.*; Lorenz, R. A.*; 山下 利之

Mech.Eng., 109(2), p.50 - 53, 1987/02

1986年4月26日に発生したソ連チェルノブイリ原子力発電所第4号機の爆発事故に関して、その原因、経過、結末を、主として、1986年8月25日からウィーンのIAEAで行われたソ連の報告討論会で得られた情報資料をもとに解説した。本事故は、不充分な実験計画を無認可で行ったことにより生じた、いくつかのありそうもない事象の組み合わせによって発生したと報告された。また、欧州諸国から得られたフォールアウトの放射能測定データの解析がORNLで独自に進められた。これより、事故直後の放出物は破砕燃料微粒子を多く含み、主として、スカンジナビア半島方面に運ばれた。一方、欧州西部方面に運ばれた放出物中には、ルテニウム、モリブデン、テルルが多く含まれており、酸化性雰囲気下での放出が考えられる。

論文

チェルノブイリ事故とソースターム評価

早田 邦久

第19回炉物理夏期セミナーテキスト, p.45 - 63, 1987/00

1979年3月28日に発生したTMI-2事故を契機に、ソースターム評価の見直しが活発に行われ、多くの知見とデータが蓄積されてきた。本原稿では、まず始めにソースターム評価とシビアアクシデント研究の現状について状況を概括し、現在のソースターム評価の技術的基盤を明らかにし、次にチェルリブイリ事故のソースターム評価との関連について考察した。

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